Glass Talk 01

knulpAA gallery 町田顕彦さん

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町田顕彦さん
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昨年クラフトフェアまつもとに出展して

町田

貴島さんが独立された頃、ご自身の作品をどこかへ売りに行ったりされたんですか?

貴島

あまりやってないんですよ。どなたかが紹介くださったりとか…。そういう感じなんです。うん。

町田

今は若い人たちは皆さん、クラフト市に出展したりしていますね。

貴島

そうそう。当時もクラフト市みたいなのはチョボチョボあったんです。だけど、それも売るというよりは生徒さん集めで行ってましたね。

町田

世の中でガラスつくる内容みたいなものって、この20年くらいで変わってきてる感じしますか?

貴島

うーん…。シンプルなもの、素朴なものですね。

町田

シンプルなものほど難しいですよね。本当は…。

貴島

本当はね…。
若い子たち、上手だと思います。私できないもん…。身体も動かないし…笑
元気なうちにできるっていう感じ。数仕事…。
トレンドもやっぱりあるよね。あると思います。

先般、5月にまつもとクラフト(クラフトフェアまつもと)行ってきたんです。トレンドあるなと思いました。
そういうブワッとしたところに出たのはそれこそ20年振りくらいです。
ガラスやってる子たち、20人くらい参加してたんですよ。我々世代も何人かいたけど、後は若い子たち。
若い子たちは若い子たちでそれぞれ色があるんですよね。あーっと思いましたね。

町田

ガラスって生徒さんたちの作品も含めてみていて、やれることってすごく幅広いんじゃないですか?ガラスの奥行きというか、お客さんにも知ってもらいたい部分ありますよね。

貴島

いろんなことやってる人がいるよってとこですよね。

町田

吹きガラスは陶芸と比べると手を使えないじゃないですか。道具を使う…。逆にできることもすごく多いと思う。見てもらいたい部分ですよね。

貴島

そう。まつもとではそんなことを感じました。面白かったですよ。
自分のやってることは周りとはだいぶ違っていました…。それはそれでよかったなと思っているんです。
ヨシ!って思いました…笑

町田

若い人たちがSNS見てきてくださるとか…。

貴島

変わってるねって感じですよ。こんなのがいいの?ってね…笑

個展での様子

町田

他の陶芸作品と比べると少しお値段、その…。ポンと買ってくださるというのは最初はなかったんです。
ただ、回数重ねるたびに少しずつお客さん、リピートの方が増えてきて、見た目のきれいさもですが、それ以上に実際に使うことで、あ、使えるんだ…。それでまた買い足していきたいという人が増えてきてます。あと大きい花瓶とかはなかなかポンと買えないけど、回数重ねる毎にいつか貴島さんの花瓶が欲しい、大きいものが欲しいとなってくるんですね。そういう人がポンと買ってくださる。

貴島

それは町田さんのご案内がいいんですよ。ホント町田さんがお勧めしてくださるから…。

町田

ホント大きいのすごくいいんですよ。魅力…。実用性だけじゃなくて、オブジェ的、花瓶…。置いておきたくなるような作品すごく多くて。そんな反応をいただくと嬉しいですよ。

今年の展示

町田

今まで8月だったんですけど、今年2020年は4月後半(※)に個展をやっていただけるようになったので、これから大変かと思いますけど、よろしくお願いします!
※8月1日~9日に延期致しました。

貴島

はじめましたよ。うん。昨日からはじめた。準備。

町田

8月、一番暑いときにやっていただいてたので、つくるのも大変だったでしょうし、来てくださるお客さんも…。

貴島

きついですよね…。

町田

毎日40度近い…。

貴島

本当にありがたいです。

町田

次は季節いい頃です。

貴島

そうですね。楽しみです。

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